ページ上部の体癖タイプの画像を押すと、それぞれの体癖の説明へジャンプするはずが、しないので、エラーを改善して。 体癖について - 野口晴哉と日本体癖協会ソーシャルフィアの智慧

体癖(たいへき)の世界

野口晴哉の智慧から自分を知る

1種、2種の肩こりは頚椎アライメントや、首の深部の筋、胸鎖乳突筋から来やすい。3種の肩こりは胃や肝臓、肩の皮膚や筋膜から来やすい。5種の肩こりは腕から来やすい。7種、8種は腎臓、副腎、僧帽筋から来やすい。

お客様1人1人の症状に合わせて改善策や解決策を提案できる当院の技術「体癖」とは?

体癖1種
1種
体癖2種
2種
体癖3種
3種
体癖4種
4種
体癖5種
5種
体癖6種
6種
体癖7種
7種
体癖8種
8種
体癖9種
9種
体癖10種
10種
身体のバランスを示すイメージ

体癖(たいへき)とは、整体の創始者である野口晴哉が提唱した、人間が生まれながらに持つ身体のクセや感受性の傾向を分類したものです。

無意識に行っている姿勢の取り方、動き方の特徴から、思考や感情のパターンの土台となる感受性、かかりやすい不調まで読み解くことができます。
体癖は大きく10種類に分類されます。11種、12種については研究中です。

ご自身の体癖を知ることは、心身のバランスを整え、より健やかに生きるための大きなヒントになります。

体癖の種類

体癖1種のイメージ

上下型(1種)

理性と理想に生きる頭脳派。

  • 思考: 物事を善悪や正誤で判断する二元論。
  • 特徴: 論理を優先し、精神性を高く保とうとする。
  • 傾向: 行動が遅れがちで、体が置き去りにされやすい。

太く締まった首と、やや固さを感じさせる骨格。1種の人は、エネルギーが常に頭部、特に大脳皮質へと向かい、身体よりも精神を優先する「思索型」の体癖です。

彼らの思考は、物事を「正しいか、間違っているか」「善か悪か」という二元論でとらえがちで、現実の曖昧さに戸惑うこともあります。

直感よりも論理を優先し、理想の世界を構築する能力に長けている一方で、思考に偏りすぎて行動が後回しになったり、体が置き去りにされやすい傾向も。

常に高い精神性を保とうとし、自分の理想を生きようとする1種は、現実よりも理念や哲学の世界で輝く、まさに内なる塔を持った思想家です。

体癖2種のイメージ

上下型(2種)

規範を紡ぐ誠実で素朴、しかし少し傲慢にもなる教師。

  • 思考: 情報の「正しさ」「整合性」に敏感。
  • 特徴: 一度納得した知識を形式通りに伝えようとする。
  • 傾向: 教育者や布教者のような一面を持つ。

野口晴哉曰く「間脳過敏」。前頭骨、後頭骨が下がり気味。

調子が悪いときは、できる限り脳のリソースを使わない

いかに疲れないかが大事。そのためにマニュアル人間になることも。

もちろん、複雑で脳が疲れるマニュアルよりは、自分マニュアル。意外と自分で考えることも得意。情報の「正しさ」や「整合性」には敏感です♪

姿勢はまっすぐで、首がやや前方に張り出し、下顎がまるい印象。

1種が理屈を通すのに対し、2種は納得・確認・伝達に重きを置くかもしれない。2種にとって重要なのは「自分が正しいと確信できる知識」であり、そこに感情的な色合いはほとんど入らない。

他者の話を自分フィルター無しで聞ける唯一の体癖とも言われるし、理解した教えは、形式を崩さず、そのまま他人に伝えられる。

有能!

体癖3種のイメージ

左右型(3種)

美と喜びを求める感性派。

  • 感受性: 視覚・嗅覚・味覚が鋭く、喜怒哀楽が豊か。
  • 特徴: 「好き嫌い」で行動し、人生の彩りを楽しむ。
  • 傾向: 食べ物で気分が変わりやすく、芸術的センスを持つ。

身体が自然と右へ傾き、感情の動きが表に出やすい3種の人は、視覚・嗅覚・味覚といった感性が鋭く、喜怒哀楽が豊かです。

エネルギーの方向は横方向に揺れ動き、「好き」「嫌い」といった感情を基軸に行動を選択します。善悪や論理よりも、「自分の心がときめくかどうか」が最優先。

音楽、美食、ファッションなど、人生の彩りを楽しむ達人で、食べ物と感情が深く結びついているのも特徴。美味しいもので気分が変わるのです。

芸術的センスやユーモアも豊かで、周囲を明るく彩る存在。人生を「美と喜び」で満たそうとする、詩人のような感受性の持ち主です。

体癖4種のイメージ

左右型(4種)

心に寄り添う共感者。

  • 感受性: 他人の感情を瞬時に察知する「共鳴型」。
  • 特徴: 自己表現より他者の感情を優先し、支えようとする。
  • 傾向: 過剰な献身や依存関係に陥りやすい。

身体が左へ傾きやすく、呼吸器系に感受性が集中する4種の人は、他人の感情を瞬時に察知する「共鳴型」の体癖です。

3種と同様に感情型ですが、関心は自己表現よりも「他者の感情」にあります。相手の気持ちを自分のことのように感じ取り、支えようとする姿勢が自然に現れます。

ただし、その共感性の高さゆえに、感情の境界が曖昧になりやすく、過剰な献身や依存関係を生みやすい傾向もあります。

他人の痛みを和らげたいという無意識の欲求が、看護、福祉、相談業などの職業によく現れます。まさに、癒やしとつながりの媒介者です。

体癖5種のイメージ

前後型(5種)

効率を追い求める実践者。

  • 行動: 思考より実践。最短距離で目的を達成しようとする。
  • 特徴: 無駄や非効率を嫌い、常に動き続けることで安定する。
  • 傾向: 現場主義の実務家で、じっとしているのが苦手。

身体が前後に動きやすく、胸を張り、テキパキとした所作が目立つ5種の人は、「行動することで整う」体癖です。

思考よりも実践、感情よりも成果。「今、何をすべきか」を瞬時に判断し、最短で目的を達成しようとします。

無駄や非効率を嫌い、常に動き続けていることで安定感を得ます。逆に、何もしていない時間には落ち着かず、心が不安定になります。

彼らは、動くことそのものが自己調整であり、生き方そのもの。現場主義の実務者であり、どんな環境でも自ら役割を見つけて働き出す実力派です。

体癖6種のイメージ

前後型(6種)

静けさに燃ゆる内なる炎。

  • 行動: エネルギーを内面に蓄積し、静かに意志を貫く。
  • 特徴: ちょっとものぐさだけど、やたらと熱を込めて語り、周りの人は動かされてしまう
  • 傾向: 肺に負担が出やすく猫背になりがち、息を吸うのが苦手、冷えや疲労を感じやすい。

骨盤が後ろに倒れやすく、そのせいで胸椎が丸く後弯(猫背)になりやすい。アングラな表情や雰囲気な人が多い。大人しくても妙に雰囲気がある6種の人は、内側に大きな感情と意志を秘めています。

5種と同じ損得の感受性の持ち主ですが、実利や物質よりも、人間のエネルギーの損得かも知れません。

一見、無関心にも見えるその静けさの裏側には、強い思いや所属への貢献心と、深く静かな意志の炎があります。

周りの注目を一気に集めるようなことをしでかすのも得意。他の人が考えないようなこともする。

体癖7種のイメージ

捻れ型(7種)

挑戦を求める闘う戦士。

  • 原動力: 「勝ちたい」という欲求が強く、競争で燃える。
  • 特徴: 瞬発力と攻撃性があり、障害が大きいほど力を発揮。
  • 傾向: スポーツや武道など、勝負の世界で才能が開花。

筋肉がつきやすく、身体にしなやかな捻れがある7種の人は、「勝ちたい」という欲求が生きる原動力。

腎臓に感受性があり、ねじり動作に強さが宿ります。競争や挑戦の場では、驚くほどの瞬発力と攻撃性を発揮します。

目的を見つけると全力で突き進み、障害が大きければ大きいほど燃えるタイプ。反射的に動くことが多く、思考より行動が先に立ちます。

薬を多用すると腎臓に負担がかかりやすく、体調管理には注意が必要です。スポーツや武道など、勝負の世界において才能を大きく発揮する、闘志あふれるファイターです。

体癖8種のイメージ

捻れ型(8種)

反骨の精神を宿す独立者。

  • 原動力: 「負けたくない」という反骨心と強い正義感。
  • 特徴: 権威や常識に反発し、自分の信念を貫こうとする。
  • 傾向: 孤独に強く、逆境で真価を発揮する不屈の魂。

身体に頑強さとねじれを併せ持つ8種の人は、「負けたくない」「押しつけられたくない」という反骨心が強く、その姿勢は行動にも思想にも表れます。

権威や世間の常識に迎合せず、命令や制約には強く反発。誰かの価値観に従うより、自らの正義を貫こうとします。

7種のような「勝利」への執着よりも、「自分の信念を曲げない」ことが中心にあります。内面的には孤独に強く、プレッシャーをはね返す粘り強さが際立ちます。

周囲からは頑固に見えることもありますが、逆境でこそ真価を発揮する不屈の魂を持っています。

体癖9種のイメージ

開閉型(9種)

深く掘り下げる孤高の職人。

  • 集中力: 興味を持った対象に驚異的に没頭する。
  • 特徴: 他者との協調より自分のペースを重視する。
  • 傾向: 研究者や作家など、個の世界で才能を伸ばす探究者。

骨盤が引き締まり、身体の重心が定まっている9種の人は、感受性を一点に集中させることに長けています。

興味を持ったことに対しては、驚異的な集中力と持続力を発揮し、周囲が見えなくなるほど没頭します。

他者との協調よりも、自分のペースを重視するため、集団よりも個の世界で才能を伸ばしやすいタイプ。

研究者、作家、職人など、対象を深く掘り下げる道に適性があり、「自分だけの世界」を丁寧に耕す孤高の探究者です。

体癖10種のイメージ

開閉型(10種)

包み込み、支える母なる存在。

  • 感受性: 場や集団の調和に敏感で、全体を支えようとする。
  • 特徴: 困っている人を放っておけず、世話係になりやすい。
  • 傾向: 他者のために尽くすことを喜びとする大地のような人。

骨盤が広がり、腰が安定してどっしりとした印象の10種の人は、感受性が全体に分散し、場の空気や全体の調和に敏感です。

集団や家族といった「みんな」の中で自分を位置づけ、人々を支え、包み込もうとする傾向が強く現れます。

困っている人を放っておけず、自然と「世話係」や「調整役」になりやすいのが特徴です。

集団の安定や安心を何よりも大切にし、他者のために尽くすことを喜びとする彼らは、人々をつなぐ大地のような存在です。

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